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美容院の売上は、基本的に現金で回収している場合がほとんどでしょう。現在では
高度なレジを置いて顧客管理までレジスターで行えるようになっているところもありますが、そうでないところは売上の計上もれなどがないように、現金の管理・記録をしっかりと行ってください。
手書きでカルテを作成している場合には、それも税務上は重要な書類ですので、なくさないように保管してください。
記帳については、売上も経費の支払いも、現金で行っていればすべて現金出納帳に記帳して残高を管理するのが原則です。しかし、記帳が遅れがちにな
ってしまうのであれば、売上関係と経費の支払い関係では財布を分けて、とにかく売上の入金だけは記録を付け、売上関係の財布だけは毎日残高を合わせるようにします。こうすれば、少なくとも売上の計上漏れだけは防げるので、大事にいたらなくて済みます。
もちろん、可能であれば、経費の方もしっかりと記帳してください。

最近は美容院でもスタッフの出入りが非常に激しくなってきました。忙しくてついつい後まわしになってしまうかもしれませんが、従業員に給料を支払う場合には、扶養控除申告書の提出を求めましょう。扶養控除申告書を出している人と出していない人とでは、源泉所得税の控除の仕方が違ってきます。忘れないように、雇い入れたらその場でもらうようにすると良いでしょう。
最近は美容業界でも価格競争が激しくなってきました。加えて人件費の上昇も目立ってきています。ただ、サービス業である美容院にとって、薄利多売は要注意です。消費税の計算上、給与は課税仕入れではありませんので、売上に占める人件費の割合が大きくなればなるほど、消費税の負担が重くのしかかってきます。

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